かつて牛馬の聖地として栄えた大山の地に現代の牛馬(ドリームカー)が集結!
今回、会場である大山寺博労座は大山牛馬市が開催されていた場所です。
大山牛馬市は昭和12年の位置を最後に幕を閉じ、役牛馬の役割は農機や自動車へ移ろいました。
みなさんが大山の日本遺産を知り、親しんでいただく機会を作りたい!
・・そこで視点を変えて
牛と馬を象徴する「ランボルギーニ」「フェラーリ」などの自動車が集結することで
人々が牛馬の安全を祈った大山寺、そのお膝元で日本最大の牛馬市が開かれたこの場所を
みなさんと一緒に再び「牛馬の聖地」とよみがえらせてみたいと思います!
「牛馬の聖地 大山ドリームカーフェスタ」実行委員会の会長で、鳥取県大山町長の竹口大紀です。このたび大山町では、「三豊ドリームカーフェスタ」の兄弟イベントとなる「牛馬の聖地 大山ドリームカーフェスタ」を開催する運びとなりました。イベント運営にご協力いただくみなさまに、心から御礼申し上げます。
大山町は、日本海から中国地方最高峰大山(剣ヶ峰1729m)までを町域とし、豊かな自然と歴史をベースとしたアウトドアライフを推進する町です。
大山は古くから神の山として信仰され、やがて地蔵菩薩が信仰の中心となり、およそ1300年前にはその中腹に大山寺が開かれました。そして、大山寺には中国地方の各地から人々が訪れ、農作業に不可欠な牛馬の安全を祈ったとされています。
その信仰によって牛馬の飼い主が集ったことで、大山博労座で牛馬の売買をする「大山牛馬市」が開かれ、日本最大を誇るまでに発展しました。その歴史的な文化は、日本遺産にも認定されています。
その後、牛馬の動力源が車などの機械に置き換わると、大山牛馬市は終焉となり、今ではその面影がありません。だからこそ、牛馬が置き換わった現代の車、特に牛と馬を象徴とする「ランボルギーニ(水牛)」と「フェラーリ(跳ね馬)」などのスーパーカーに集結してもらい、大山を「現代版の牛馬の聖地」として蘇らせるような、歴史と文化を再構築するイベントを企画しました。
「牛馬の聖地 大山ドリームカーフェスタ」をきっかけに、大山のファンを増やすことができたら幸いです。みなさま、ぜひ大山へお越しください。