「牛馬の聖地 大山ドリームカーフェスタ」実行委員会の会長で、鳥取県大山町長の竹口大紀です。このたび大山町では、「三豊ドリームカーフェスタ」の兄弟イベントとなる「牛馬の聖地 大山ドリームカーフェスタ」を開催する運びとなりました。イベント運営にご協力いただくみなさまに、心から御礼申し上げます。
大山町は、日本海から中国地方最高峰大山(剣ヶ峰1729m)までを町域とし、豊かな自然と歴史をベースとしたアウトドアライフを推進する町です。
大山は古くから神の山として信仰され、やがて地蔵菩薩が信仰の中心となり、およそ1300年前にはその中腹に大山寺が開かれました。そして、大山寺には中国地方の各地から人々が訪れ、農作業に不可欠な牛馬の安全を祈ったとされています。
その信仰によって牛馬の飼い主が集ったことで、大山博労座で牛馬の売買をする「大山牛馬市」が開かれ、日本最大を誇るまでに発展しました。その歴史的な文化は、日本遺産にも認定されています。
その後、牛馬の動力源が車などの機械に置き換わると、大山牛馬市は終焉となり、今ではその面影がありません。だからこそ、牛馬が置き換わった現代の車、特に牛と馬を象徴とする「ランボルギーニ(水牛)」と「フェラーリ(跳ね馬)」などのスーパーカーに集結してもらい、大山を「現代版の牛馬の聖地」として蘇らせるような、歴史と文化を再構築するイベントを企画しました。
「牛馬の聖地 大山ドリームカーフェスタ」をきっかけに、大山のファンを増やすことができたら幸いです。みなさま、ぜひ大山へお越しください。